トランクルームで着替えはできる?選び方や注意点を解説

トランクルームで着替えはできる?選び方や注意点を解説

自宅に収納しきれない荷物を保管するのに便利なトランクルーム。

季節ものの衣類や靴などを預けるにも便利なサービスです。

そんなトランクルームですが、以下のような疑問をお持ちではないでしょうか?

トランクルームで着替えはできるの?

トランクルームで着替える際の注意点は?

着替えができるトランクルームの選び方やおすすめは?

この記事では、トランクルームで着替える際の注意点や選び方について解説。

トランクルームにもさまざまな種類があり、着替えができるところとできないところがあります。

イベント時や出退勤時など、「トランクルームを着替えに利用できると便利なのに」と感じたことがある方もいるのではないでしょうか。

衣類・衣装の収納兼着替え場所として、トランクルームを利用しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

記事の後半ではおすすめのサービスについても紹介しています。

なお、結論からお伝えすると、着替えもできるトランクルームなら、スペラボがオススメです。

スペラボは都心を中心に2,000室以上を展開する屋内型トランクルームサービス。

ビルのワンフロアを区切って収納スペースとしており、便利な場所に多く、24時間出入り自由です。

定期的に見学会も開催しているので、事前に着替えスペースがあるのかどうか確認しやすいのもおすすめポイントです。

東京近郊の方は一度物件を検索してみてはいかがでしょうか。

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トランクルームで着替えはできる?

トランクルームで着替えはできる?

結論からいえば、トランクルームで着替えることは可能です。

ただし、規約やトランクルームの種類によっては厳しい場合もある点には留意が必要。

トランクルームは基本的には荷物を預けるためのスペースなので、決して着替えるのに適した環境とはいえません。

例えば、鏡や照明、空調設備が設置されていない場合などは難しいでしょう。

そもそも着替えるほどのスペースは無い場合もあります。

一方で、鏡を荷物として収納しておいたり、照明や空調が完備されている屋内型のトランクルームを使ったりであれば、滞在中に着替える程度のことは問題無く行えます。

0.5帖程度の広さでも、一般的な体格の方なら着替えるくらいはできるはずです。

荷物を預けるついでに着替えにも利用したい場合は、着替えが可能な環境かどうかをチェックしながら検討してみてください。

トランクルームでの滞在はどこまでOK?

トランクルームでは、長時間の滞在が禁止されているところもあります。

確かに、トランクルームでは「住む」「泊まる」といった行為は禁止されており、倉庫業法の観点からみても違法になります。

参考:国土交通省 倉庫業法施行規則等運用方針

しかし、着替えにかかる時間と言えば長くても1時間程度ではないでしょうか。

この程度の時間で長時間滞在と見なされる可能性は低いでしょう。

半日も滞在すればさすがに規約違反といわれる可能性があるものの、荷物の収納にかかる時間と大差ないくらいの所要時間であれば、着替えに使っても問題はありません。

どうしても気になる方は、利用開始前に「どの程度が長時間ですか?」と問い合わせてみてもOKです。

ただし、あくまで室内を自由に使えるタイプの場合に限ります。

例えば、ロッカーやクローゼットなどのタイプで、通路を他の利用者やスタッフも利用するような環境で着替えるのは迷惑です。

着替えにも使いたい方は、個室タイプのトランクルームを利用してください。

トランクルームの滞在については以下記事でも詳しく解説しています。

トランクルームマニア_滞在型_アイキャッチ

トランクルームに住めるのかについては、以下記事で解説中です。

赤いトランクルーム

トランクルームで着替えると便利な場面やシーン

トランクルームで着替えると便利な場面やシーン

トランクルームで着替えると便利な場面やシーンについてご紹介します。

例えば以下のようなシチュエーションでは、着替え用にトランクルームがあると便利です。

  • ランニングや運動の前後
  • 出社や退勤時
  • イベントなどでの衣装

トランクルームは着替えの可否に関わらず用途に合わせて選ぶことが重要です。

上記のようなシチュエーションで、どのように利用できるかひとつずつ解説していきます。

ランニングや運動の前後

トランクルームにスポーツウェアや用具を置いておくと便利です。

例えば、以下のような場合です。

  • ランニング用のシューズやウェア、タオルを収納しておく
  • 海の近くでウェットスーツやサーフボードを収納しておく
  • ロードバイクとウェアを収納しておく

運動後は持ち帰って洗濯する必要はありますが、次回の分を予めセットしておけば次も持ち込まなくてOK。

ウェアやシューズ、道具をセットで置いておくことで、荷物を少なくできる点が魅力です。

出社や退勤時

職場近くにトランクルームを借りて、スーツとシューズを収納しておくのもよいでしょう。

他にも夜職などで身バレを防ぐ目的や、家族に知られたくない場合などにも活用可能です。

工事現場や工場など、作業時に汚れる可能性があり、自宅に汚れを持ち込まないようあえて着替え場所を分けて利用する方もいます。

夏場など通勤中に汗をかくので、職場近くで着替えるといった使い方もできるので、空調があるとさらによいでしょう。

イベントなどでの衣装

コスプレ衣装など、イベント用の衣装の収納場所としてもトランクルームはおすすめです。

さらに、衣装をその場で着替えられれば持ち運びも不要で、メイク道具やウィッグなどとセットで置いておけます。

イベント会場が自宅から遠く、荷物を運ぶのが面倒ということであれば、会場近くにトランクルームを借りてそこで着替えるのが便利です。

イベント日程が決まっている場合などにおすすめの利用方法となっています。

トランクルームで着替えるのに必要なサイズ

トランクルームで着替えるのに必要なサイズ

トランクルームで着替えるのには、実際どれくらいのサイズがあればいいのでしょうか。

目安としては、0.7畳以上あれば収納と着替えを両立できておすすめ。

0.5畳程度でも物を置かなければ着替え自体は可能でしょう。

それぞれの広さの目安は以下の通りです。

0.5畳幅:85cm
奥行:85cm
高さ:200cm
0.7畳幅:85cm
奥行:145cm
高さ:200cm
1.0畳幅:85cm
奥行:170cm
高さ:200cm

これ以上小さくなると、身体をひねったりしにくくなるので、着替えには向いていません。

また、そもそも0.5畳未満になると内側から鍵をかけられなかったり、ロッカータイプになったりと中に人が入るようにできていないタイプが多くなります。

突っ張り棒で棚を設置したり、薄い姿見などを置いておくとスペースを有効活用しやすくなるので、うまく利用してみてください。

着替えを収納するトランクルームの選び方

着替えを収納するトランクルームの選び方

着替えを収納するトランクルームの選び方について解説します。

内容は以下の通りです。

  • 空調設備で湿度が管理されているか
  • 洋服の吊るし保管ができるか
  • 内鍵や照明など、着替える際に安心できる設備があるか
  • 室内が映る位置に防犯カメラがないか

トランクルームはちょっとした着替えに利用するくらいはほとんどの場合問題ありませんが、とはいえ着替えをするために部屋が作られているわけでもありません。

あくまで「スペースを有効活用すれば着替えにも使える」というだけなので、そもそも着替えができるような環境であるかを事前にチェックしておくのがおすすめです。

それぞれの項目について、押さえておいたほうがよいポイントを解説していきます。

空調設備で湿度が管理されているか

まずは、空調で温度や湿度の管理がされているかどうかは確認したほうがよいでしょう。

例えば、コンテナタイプの屋外型トランクルームだと、多くの場合空調管理がされていません。

バイクガレージなどの場合も、収納する物が温度管理を想定されていないので、真夏はとにかく蒸し暑く、逆に冬は外と変わらない寒さです。

そんな中で衣服を脱いで着替えるのはできることなら避けたいのではないでしょうか。

基本的には、室内に入って自身で収納ができる屋内型のトランクルームの中から、空調管理がされているところを選びましょう。

空調管理は各社のアピールポイントのひとつでもありますので、大抵の場合はホームページを見れば書いてあります。

ただし、空調管理と一口にいっても、温度や湿度が管理されているところから、換気程度のところまでさまざまです。

また、人が滞在する場所ではないので、クーラーや暖房がガンガン効いていて快適というほどではありません。

空調があったとしても、あくまで「荷物の保管には問題の無い温度」と考えて下さい。

最終的には、利用前に見学するか、直接問い合わせるのが確実です。

洋服の吊るし保管ができるか

洋服を吊るして保管できるかどうかもチェックしておくとよいでしょう。

床に荷物を置いてばかりでは、1畳程度のスペースなどすぐに埋まってしまい、着替えどころではなくなります。

突っ張り棒を利用したり、フックや簡易なラックなどを持ち込むなどして、天井一杯までの空間も賢く有効活用してください。

また、収納物でトランクルームがいっぱいになってしまっては元も子もありません。

持ってきた手荷物をかけておくフックや傘立てなど、出入りに関するスペースも検討してみましょう。

内鍵や照明など、着替える際に安心できる設備があるか

室内に内鍵があるかどうかは要チェックです。

室内への滞在を想定していないトランクルームは、内側から施錠できない場合もあります。

施錠ができないと安心して着替えられないので、避けておくのが無難です。

また、照明に関しても同様で、収納スペースに十分な明かりがあるかどうかをチェックしておきましょう。

ライトを持ち込みたくてもコンセントが無い場合もあるので、室内に照明があるかどうかは重要です。

室内に入室後しばらく時間が経つと照明が消えるパターンもあります。

いずれの場合も見学または問合せで細かく確認しておいてください。

室内が映る位置に防犯カメラがないか

トランクルーム内に防犯カメラが設置されていないかも必ず確認してください。

多くのトランクルームサービスでは、セキュリティ対策で防犯カメラが設置されており、屋内型トランクルームは特にセキュリティ面の強固さをアピールしている企業もあります。

収納物のプライバシーのため、大抵は入り口などを映す形にはなっているはずですが、中には室内まできっちりと監視してくれているところもあるかもしれません。

本来なら防犯上優れたポイントなのですが、着替えを行うとなれば話は別です。

防犯カメラに映ったまま着替えるわけにはいかないので、こちらも利用前に運営側にきっちりと確認しておきましょう。

着替えをする際にトランクルームにあると便利なグッズ

着替えをする際にトランクルームにあると便利なグッズ

トランクルームで着替えをする際に、以下のようなアイテムがあると着替えやすくて便利です。

  • 棚・ラック
  • 突っ張り棒
  • ハンガー・フック
  • 壁掛け・スタンドミラー
  • 吸盤や磁石で付く小型棚
  • 消臭スプレー・除菌スプレー
  • 汗拭きシート
  • クールスプレー
  • 傘立て
  • 電池式の照明
  • 電池式の扇風機
  • 着替えを持ち帰る袋
  • 使い捨てのタオル・雑巾

上記のようなアイテムを予め持ち込んでおくとよいでしょう。

限られたスペースを有効活用する収納アイテムはもちろんのこと、スマホ置きや傘立てといった、ちょっとした荷物置きあると着替えの際便利です。

空調も設置されていたとしても季節によっては快適とまではいえないので、各種対策グッズを用意するのがおすすめ。

持ち帰る際の袋だけでなく、雨の日など着替えで室内を汚してしまったとき用に雑巾やタオルもあると便利です。

物を置きすぎても使いにくくなりますが、天井までの縦の空間を上手く使って快適に着替えられるようにしてみてはいかがでしょうか。

着替えをするのに便利な屋内型トランクルーム

着替えをするのに便利な屋内型トランクルーム

着替えをするのに便利な屋内型トランクルームを2社解説します。

内容は以下の通りです。

スペラボハローストレージ 
最低月額料金2,450円〜1,500円〜
初期費用・初月の賃料
・保険料(550円〜)
・契約事務手数料(1万円)
・保証料賃料(1ヶ月分の賃料)
※支払いが口座引落の場合
・当月日割り分+翌月賃料
・当月、翌月管理費(4,400円)
・事務手数料(1ヶ月分の賃料)
・鍵代など
最低利用期間3ヶ月1ヶ月
空調設備ありあり

着替えに利用するなら屋外型は厳しいので、上記のような屋内型トランクルームから選んでみて下さい。

これ以外にもおすすめはあるので、以下の記事でも解説しています。

ただし、あくまで着替えを目的としているわけではないため、着替えに使いたい場合は確認事項をチェックしておきましょう。

屋内型トランクルーム13社を比較!おすすめサービスや選び方、メリット・デメリット

スペラボ

公式サイトhttps://spalab-chintai.uk-corp.co.jp/
タイプ屋内型
初期費用・初月の賃料
・保険料(550円〜)
・契約事務手数料(1万円)
・保証料(支払いが口座引落の場合)
最低月額料金2,450円〜
※諸費込みかつキャンペーン適用
保証金賃料1ヶ月分
※支払いが口座引落の場合のみ
事務手数料10,000円
※キャンペーンで無料なことが多い
最低利用期間3ヶ月
対応地域東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪
店舗数145店舗
最小サイズ0.1畳〜
最大サイズ〜10畳
利用可能時間24時間
運搬代行提携サービスあり
即日利用
駐車場店舗による
見学対応
スタッフ常駐×
空調設備
補償・保険
運営会社株式会社UKCorporation
税込表記

スペラボは東京を中心に140店舗以上を展開する屋内型トランクルームサービス。

ビルのワンフロアを区切って収納スペースとしており、24時間出入り自由です。

手続きがネットで完結するうえにキャンペーンで初期費用が安くなることが多く、利用しやすいのがメリット。

一方で、最低利用期間が3ヶ月からで、短期での利用には向いていません。

定期的に見学会も開催しているので、事前に着替えスペースがあるのかどうか確認しやすいのもおすすめポイントです。

東京近郊の方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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ハローストレージ

公式サイトhttps://www.hello-storage.com/
タイプ屋内型(屋外型・バイクコンテナ)
初期費用・当月日割り分、翌月賃料
・当月、翌月管理費:4,400円
・事務手数料
・鍵代
など
最低月額料金1,500円〜
保証金
事務手数料賃料1ヶ月分
最低利用期間1ヶ月
対応地域全国(沖縄を除く)
店舗数1,981店舗
最小サイズ0.5畳〜
最大サイズ〜8畳
利用可能時間24時間
運搬代行有料で利用可
即日利用×
駐車場拠点による
見学対応×
スタッフ常駐×
空調設備○(屋内型)
補償・保険最大50万円/1室・1事故
※オプションで上限額変更可
保管倉庫自社倉庫
運営会社エリアリンク株式会社
税込表記

ハローストレージは全国各地に2,000店舗ほど展開している、業界最大級のトランクルームサービスです。

さまざまなタイプのトランクルームを展開しているので、用途に合ったスペースを選びやすいのが利点。

屋内型のタイプは空調が設置されており、店舗数が多いので立地が良いのもメリットです。

一方で初期費用や月額料金などやや高めな印象。

場所を選びやすいのが良い点なので、勤務先の近くや、着替えたい場所の近くに借りやすい利点をうまく活用しましょう。

▶︎ハローストレージで物件を検索する

着替えができるトランクルームは事前に確認しよう

着替えができるトランクルームは事前に確認しよう

この記事では、トランクルームで着替える際の注意点やポイントを解説しました。

屋内型トランクルームの場合、ちょっとした着替え程度に利用するのは問題ありません。

一方で、規約で禁止されている場合は、施錠ができないといった環境面に問題がある場合は着替えないほうがよいでしょう。

仕事や趣味などで、収納と着替えを兼ねたトランクルームを探している方は、ぜひ本記事で解説した内容を参考に探してみて下さい。

特に、カメラの位置、空調・照明・内鍵の有無については要チェックです。

利用契約をした後にトラブルにならないよう、実際に見学に行ったりスタッフに問い合わせたりするなどして確認しておくようにしましょう。

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トランクルームマニア編集部
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