大型の家具や家電が保管できるトランクルームまとめ!運送方法やカビ対策まで

トランクルーム_家具

大きい家具や家電を保管できるトランクルームってあるの?

引越し時に家財を保管できるトランクルームってある?

トランクルームに家具を保管すると、どのくらいの広さが必要?

こういった疑問にこたえます。

この記事を読むことで、家具や家電などの家財を一式で保管できるトランクルームと、必要な広さや費用感、家具保管の注意点などがわかります。

引越し先の入居日までに日にちが空いていたり、自宅をリフォームしたりといった場合に、家財を保管する場所を探す人は多いです。

ぜひこの記事を読んで、あなたの自宅近くで、家財を保管できるトランクルームを見つけてくださいね。

トランクルームに大型の家具や家電は保管できる?

家具保管可能?

結論から言うと、サービスによっては可能です。

ただ、大型の家具や家電を保管できるサイズの部屋がないトランクルームも多いですし、家財の運搬までお願いできるトランクルームもあまり多くはありません。

そのため、「自宅近くのトランクルームに預けようと考えていたのに、直前になって保管できないことがわかった」というトラブルも多いよう。

事前に余裕を持って、家財を保管できるトランクルームも見つけておきましょう。

四人家族から一人暮らしの荷物まで!保管に必要な広さ

保管サイズ

まず、あなたの家財を保管するために必要な広さを知っておきましょう。

ここは家具の量、つまり家族構成によって大きく変わる部分ではあります。

たとえば、一人暮らしの場合は、1.5畳〜2畳ほどのサイズの広さは必要でしょう。

1.5畳で、1DKまでの広さの家の荷物が入るイメージです。

一方、四人家族などの場合は、5畳以上の広さのトランクルームが必要かと思います。

3DK程度の広さの部屋の荷物は、5畳に格納できるイメージです。

家具や家電を保管できるトランクルームの料金

家具保管の料金

大規模サイズのトランクルームの料金イメージを紹介します。

トランクルームの料金は、収納スペースのサイズだけではなく、エリアやスペースのタイプ(屋外 or 屋内)、付随サービスによっても変わるのですが、ここでは大手有名サービスの比較で相場感を見ていきましょう。

屋外型のコンテナタイプに収納するとして、全国型の大手3サービスの大型サイズの費用をまとめてみました。

会社名ハローストレージ 加瀬のレンタルボックス スペースプラス
0.5畳以下該当なし1,100円4,389円
0.5畳該当なし1,100円該当なし
1畳3,600円6,600円8,800円
2畳11,000円8,800円14,300円
3畳11,500円15,400円22,000円
4畳15,000円18,480円22,000円
4畳以上22,300円30,800円29,700円

エリアごとの料金相場については、下記でくわしく紹介しています。

トランクルームの料金相場はどれくらい?格安で契約する方法は?

家具や家電をトランクルームに運搬する方法

運搬方法

家具や家電を自宅からトランクルームまで、どう運ぶのかは悩みの種になりがちです。

自分で車を持っていて、荷物の積み込みができる体力や人手がある人は、自力で運べますが、そうでない場合は、対策を考える必要があります。

運び方を整理すると、下記の3とおりです。

  • 自力で運搬をする
  • トランクルームの配送オプションを使う
  • 引越し業者の運送サービスを利用する

順に見ていきましょう。

自力で運搬をする

自家用車があって、家具の積み下ろしが問題なくできるという場合は、悩むことはありません。

家具を車に積み込んで、何回かトランクルームと自宅を往復すれば、問題なくすべての家財を運搬できるでしょう。

ただ、若い男性でも、ベッドや冷蔵庫を一人で無理して運ぶと、腰を痛めることもあるので、友人や家族などの助けを借り、2人以上で作業することをオススメします。

トランクルームの配送オプションを使う

トランクルームのなかには、運搬代行をお願いできるサービスもあります。

自力で運ぶのが難しい場合は、こういったサービスを使うと、便利です。

外部の引越し業者や運搬代行サービスを使うよりも、トランクルームとの連携がスムーズなので、積み込みや駐車場所の確保、日程調整などに煩わしさがありません。

できるだけ、運搬代行オプションがあるトランクルームを選ぶことをオススメします。

引越し業者の運送サービスを利用する

使いたいトランクルームに運搬代行のオプションがない場合は、外部の運搬代行サービスを使う必要があります。

基本的には引越し業者を使うのが一般的でしょう。

大型の家具や家電の取り扱いには長けているので、安心して運搬を任せられます。

ただ、トランクルームに付属している運搬代行オプションを使うよりも、高くつくケースが多いようです。

また、引越し業者による運搬サービスは、下記でも紹介しています。

家具保管できる広さ(プラン)と運搬代行があるトランクルーム一覧

家具保管できるサービス

ここからは、家具や家電を保管できるプランがあるトランクルームを紹介します。

全国のトランクルームサービス30社以上を実際に調べ、下記の条件に合ったトランクルームを洗い出しました。

  • 8畳以上の大型のスペースがある
  • 運搬代行のオプションがある

具体的には下記のとおりです。

サービス名最大サイズ対応地域店舗検索
キュラーズ〜13畳東京・神奈川・千葉
札幌・新潟・名古屋
大阪・広島・福岡
店舗検索はこちら
クラモ〜11畳東京都・神奈川県店舗検索はこちら
スペラボ〜10畳東京・神奈川・千葉
埼玉・大阪
店舗検索はこちら
エアトランク〜10畳東京・神奈川・埼玉
千葉・大阪・愛知
店舗検索はこちら
ライゼボックス〜10畳大阪府・兵庫県
京都府・奈良県
店舗検索はこちら
スペースプラス〜8.4畳ほぼ全国店舗検索はこちら
ハローストレージ〜8畳全国
(沖縄を除く)
店舗検索はこちら
宅トラ3辺合計
450cmまで
全国店舗検索はこちら

ここからは、それぞれのサービスの詳細をまとめていますので、気になるサービスがあれば、確認してみてください。

キュラーズ:〜13畳

quraz
公式サイトhttps://www.quraz.com/
タイプ屋内型
初期費用・鍵代2,530円
・初月料金の日割り分
・翌月分
最低月額料金3,300円〜
保証金無料
事務手数料無料
最低利用期間なし
※前月末日までに連絡
対応地域東京・神奈川・千葉・札幌・新潟
名古屋・大阪・広島・福岡
店舗数67店
最小サイズロッカー型(0.2畳)
最大サイズ13畳
利用可能時間24時間
運搬代行シャトルバスでの送迎宅配便での運送対応
即日利用
駐車場
見学対応
スタッフ常駐
空調設備
補償・保険ロッカー型で最大20万円まで補償
保管倉庫自社物件
運営会社株式会社キュラーズ
税込表記

クラモ:〜11畳

クラモ
公式サイトhttps://www.tokyukuramo.jp/
タイプ屋内型(屋外型・バイクガレージ)
初期費用・賃料(当月日割り分+翌月分)
・敷金:賃料1ヶ月分
・保証料
・事務手数料
最低月額料金4,400円
保証料賃料の0.5ヶ月分
事務手数料5,500円
最低利用期間6ヶ月
対応地域東京都・神奈川県
店舗数7店舗
最小サイズ0.25畳
最大サイズ11畳
利用可能時間24時間
※一部店舗は対象外
運搬代行外部サービス「レントラ便」との提携
即日利用×
駐車場
見学対応
スタッフ常駐×
空調設備
補償・保険
運営会社東急電鉄グループ
税込表記

スペラボ:〜10畳

公式サイトhttps://spalab-chintai.uk-corp.co.jp/
タイプ屋内型
初期費用・初月の賃料
・保険料(550円〜)
・契約事務手数料(1万円)
・保証料(支払いが口座引落の場合)
最低月額料金2,450円〜
※諸費込みかつキャンペーン適用
保証金賃料1ヶ月分
※支払いが口座引落の場合のみ
事務手数料10,000円
※キャンペーンで無料なことが多い
最低利用期間3ヶ月
対応地域東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪
店舗数145店舗
最小サイズ0.1畳〜
最大サイズ〜10畳
利用可能時間24時間
運搬代行提携サービスあり
即日利用
駐車場店舗による
見学対応
スタッフ常駐×
空調設備
補償・保険
運営会社株式会社UKCorporation
税込表記

エアトランク:〜10畳

公式サイトhttps://www.air-trunk.net/
料金体系スペース単位
初期費用無料
月額料金4,180円〜
預け入れ料金無料
取り出し料金無料
最低利用期間3ヶ月間
(早期取り出し手数料で解約可)
最小サイズ0.2畳(ダンボール9箱分)
最大サイズ10畳(段ボール460個分)
写真管理
1点取り出し
売却/処分対応
クリーニング対応
本専用プラン×
空調設備
補償最大50万円
対応地域東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知
配送方法自社スタッフ
保管倉庫自社保有
価格は税込

ライゼボックス:〜10畳

公式サイト関西圏:https://www.reisebox.co.jp/
首都圏:https://www.reisebox.jp/
タイプ屋内型
初期費用・翌月賃料
・翌々月賃料
・契約手数料:3,000円
最低月額料金関西圏:7,700円〜
首都圏:4,730円〜
保証金無料〜賃料3ヶ月分
※店舗による
事務手数料3,000円
最低利用期間1ヶ月
対応地域大阪府
兵庫県
京都府
奈良県
店舗数603店舗
最小サイズ0.6畳前後
最大サイズ10畳前後
利用可能時間24時間
運搬代行
即日利用
駐車場店舗による
見学対応
スタッフ常駐×
空調設備店舗による
補償・保険最大30万円/部屋
運営会社株式会社ライゼ
税込表記

スペースプラス:〜8.4畳

スペースプラス
公式サイトhttps://www.spaceplus.jp/
料金体系店舗別
初期費用・事務手数料:月額料金1ヶ月分(最低5,500円)
・当月日割り分と翌月分の賃料
最低月額料金2,520円〜
保証金無料
事務手数料月額賃料1ヶ月分(下限5,500円)
最低利用期間1ヶ月
解約手数料5,500円
対応地域ほぼ全国
店舗数450以上
最小サイズ0.8畳前後
最大サイズ8.4畳前後
利用可能時間24時間
運搬代行提携している有料サービス
※レントラ便の割引あり
即日利用
※来社契約の場合
駐車場拠点による
見学・内見対応
スタッフ常駐×
空調設備×
※通気口で除湿
補償・保険
保管倉庫自社
運営会社株式会社ランドピア
税込表記

ハローストレージ:〜8畳

公式サイトhttps://www.hello-storage.com/
タイプ屋内型(屋外型・バイクコンテナ)
初期費用・当月日割り分、翌月賃料
・当月、翌月管理費:4,400円
・事務手数料
・鍵代
など
最低月額料金1,500円〜
保証金
事務手数料賃料1ヶ月分
最低利用期間1ヶ月
対応地域全国(沖縄を除く)
店舗数1,981店舗
最小サイズ0.5畳〜
最大サイズ〜8畳
利用可能時間24時間
運搬代行有料で利用可
即日利用×
駐車場拠点による
見学対応×
スタッフ常駐×
空調設備○(屋内型)
補償・保険最大50万円/1室・1事故
※オプションで上限額変更可
保管倉庫自社倉庫
運営会社エリアリンク株式会社
税込表記

宅トラ:3辺合計450cmまで

公式サイトhttps://www.takuhaitrunk.com/
料金体系箱・モノ単位
初期費用4,950円〜
月額料金1,628円〜
預け入れ料金1,650円〜
取り出し料金1,650円〜
最低利用期間6ヶ月間
最小サイズ段ボール3個分
最大サイズ3辺合計450cmまで
写真管理
1点取り出し
売却/処分対応×
クリーニング対応×
本専用プラン×
空調設備
補償最大60万円/1ボックス
対応地域全国
取り出し日数午前中の依頼で最短翌日
配送方法他社配送(ヤマト運輸)
保管倉庫他社委託倉庫(ヤマト運輸)
価格は税込

トランクルームに家具を保管する際のコツや注意点

保管のコツ

トランクルームに家具を保管する際には、下記の4点を気をつけると良いです。

  • すのこで通気性を良くする
  • 防虫剤を使う
  • 一部分解をして効率よく収納する
  • ビニールで覆っておく

順に紹介します。

すのこで通気性を良くする

一部の木製家具は湿気に弱いです。

湿度対策をせずに、そのまま保管をしてしまうと、カビ臭くなってしまう可能性もあります。

そのため、湿気対策は必須ですが、その一つの方法が通気性を良くするグッズを使うこと。

一番王道なのが、すのこです。

すのこは、荷物を入れるまえに床に強いて、通気性を確保するものです。

ホームセンターなどで買えるので事前に確認してみてくださいね。

防虫剤を使う

木製の家具を長期保管していると、虫がわいてしまうこともあります。

そのため、防虫剤を使ったり、定期的に訪れて確認をしたりすることが重要。

とくに1年以上にわたって保管するという場合は、必須です。

100均でも買えるので、買って入れておきましょう。

一部を分解をして効率よく収納する

トランクルームを安く使うコツは、収納の効率を上げて、なるべく小さなスペースに収納すること。

トランクルームは、スペースの広さによって基本的に月額料金が変わるためです。

そのため、ベッドや椅子、テーブルなどの家具はそのまま収納すると、場所を取ってしまうため、一部を分解してから保管するのがオススメ。

なお、分解し過ぎると、あとから組み立てるのが面倒になるため、分解しすぎないことは気をつけましょう。

なお、効率的な収納方法については、下記でも紹介しています。

ビニールで覆っておく

保管物をビニールなどで覆っておくと、ホコリやキズがつくことを防止できます。

ただ、湿気に弱い木製の家具にカバーをしてしまうと、湿気が溜まってカビ臭くなることもあるので、要注意。

家電など、湿気に弱くないモノだけにしておきましょう。

トランクルームへの家具・家電保管に関するよくある疑問

保管の疑問
保管中に家具にカビが生えることはある?

保管方法によっては家具にカビが生えてしまうこともあります。

カビ臭さはなかなか取りづらいので、定期的に換気に訪れたり、除湿設備がしっかりしたトランクルームに預けたり、すのこを使ったりといった対策をしましょう。

海外赴任中に家具を保管する際に注意することは?

長期の海外赴任となると、トランクルームの中を長期間確認できなくなってしまいます。

そのため、親族に定期的にトランクルームの中身の確認をお願いしたり、長期間保管しても問題がない空調が完備されたトランクルームを使ったりといった工夫が必要でしょう。

空調完備のトランクルームについては、「空調完備のトランクルームをエリア別にご紹介!空調設備の種類もわかります」で紹介しています。

家具や家電を保管できるかどうか先に確認しておこう

事前の確認

家具や家電を保管できるかどうかは、トランクルームによって違います。

収納できるスペースの広さや、運搬代行オプションの有無などを確認のうえ、トランクルームを選びましょう。

とくに広さは重要です。

広さの平米数だけで選ばずに、実際に現地を見学して、広さを確認しておけるとベスト。

もしくは、広さを考えるのが面倒であれば、家具や家電を自宅から発送してそのまま預かってもらえる、「宅トラ」のような宅配型トランクルームを使うのも手です。

ヤマト運輸が保管や運搬を請け負っている、「宅トラ」は下記で詳細を紹介しています。

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トランクルームマニア編集部
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